診療のご案内

総合診療：内科（消化器、内分泌、循環器、泌尿器）、腫瘍科、皮膚科、歯科、眼科、一般外科などを行っています。
避妊手術、去勢手術
予防医療（各種ワクチン、フィラリア、ノミ、ダニ）

総合診療では動物を全体的に捉え特定の臓器、疾患に限定せず多角的に診療します。

話すことができない動物の状態を確認するため、飼い主様への入念な問診、獣医師の知識と診断技術にもとづいた触診、聴診、視診による身体検査を特に重要視しています。これらの情報をもとに必要があれば血液検査、尿検査、画像診断（レントゲン、超音波検査）を行います。そして飼い主様の不安を解消できるように、診断と治療内容を丁寧に説明し理解していただいたうえで、飼い主様の希望に沿った治療を行います。不必要な検査はいたしません。高度な水準で、幅広く、多角的に診るよう、心がけています。

獣医師の経験と知識に基づいた、動物に負担がかからない触診、視診、聴診を重視することにより、不要な検査をする必要がなくなるため、飼い主様の負担も軽減されます。さらに丁寧な説明により飼い主様の理解が深まり安心して治療を受けることができます。

総合診療ではあらゆる病気の可能性から診断します。よくある疾患をしっかりみることは難しい疾患や致死性の高い病気を知るための大前提だと考えます。緊急性の高い病気を見つけることと、珍しい病気も拾い上げ深く診ることです。まれな疾患はだれもが何度も経験できるものではありません。ですから、常に他施設や学会での発表などの情報を取り入れるよう努力しています。

特に高齢な子は循環器、腎不全、癌などの複数の疾患をもつことがあるため多角的な診断を必要とします。
動物たちの全身の状態を把握することで、飼い主様自身の希望する治療を選択できるのです。